USBデータリンクケーブルとマウス&キーボード共有ソフト

データリンク

USBデータリンクケーブルってものがある。
上の図のように、2台のPCでマウスやキーボードを共有し、
ファイルのドラッグ&ドロップやクリップボードも共有できる。

見た目は普通のUSBケーブルにしか見えないが、非常に便利な代物だ。

デュアルディスプレイでマウスやキーボードを共有したい

安価なものなら、サンワサプライやバッファローなどなど、
今や多くのメーカーがUSBリンクケーブルを発売してる。

USBデータリンクケーブル

だが、ほとんどのUSBリンクケーブルがデュアルディスプレイ未サポートだ。
一部のものは、サポート外ではあっても動くらしい。
が、それもビデオボードなど、環境次第だから何とも言えない・・・

おいらのPC環境だとデュアルディスプレイ×2台(Linux等含めると4台以上)だ
つまり、↓ こんな環境

PC2台のマルチディスプレイ環境

まぁ、実際は Linux や FreeBSD やノートPCもあるので、
ディスプレイは5枚で、CPU切り替え機なども使ってるから複雑だが・・・

このような環境で、スムーズに動かせるUSBリンクケーブルがあるのか?
分からんので、購入を躊躇している。

なので、現状では、似たような環境をフリーのソフトウェアで実現している。

マウス&キーボード共有ソフトウェア

フリーソフトでマウス&キーボードを共有するソフトを
マルチディスプレイ環境で検証した。

以下、候補のソフト(ダメだった順w)

Synergy

Synergy

Windows、Mac、Linux などクロスプラットフォームに対応した期待の星
・・・だった orz

これは、まだダメだ。
動作がモッサリ。
デュアルディスプレイだと、変なとこにマウスカーソルが飛ぶ。
たまに固まってマウスが動かなくなる。
設定が面倒臭い。

現状では、ちょっと使えない。
開発は進んでるはずなので、今後に期待。

Microsoft Garage Mouse without Borders

Mouse without Borders

Microsoft の研究チームが開発したソフト。
研究目的に作成されたソフトなので、正式にサポートしているわけではない。
が、やはりMicrosoft製なので、かなり安定してる。

もちろん Windows でしか動かない。

設定も英語だが、超簡単なので、初心者でも安心。

だが、デュアルディスプレイだと、
画面の端にマウスが行った時の挙動が残念なことになる。

画面左にマウスが行った場合、
なぜか右上のディスプレイからカーソルが出てくるなどなど。
ちょっと期待したカーソルの動きと違う。

また、致命的だったのは、
スレーブ側にマウスカーソルがある時に、
「Microsoft Garage Mouse without Borders」が
ネット共有環境を見失うとマウスがメインPCに戻ってこない・・・

こりゃダメだ。

Input Director

Input Director

Windows でしか動かないが、デュアルディスプレイでも安定して動く。
デュアルディスプレイなら、もはやコレ一択かもしれない。

画面の端でマウスが飛ぶという現象は一部あるが、決まった動作なので慣れれば大丈夫w

「Microsoft Garage Mouse without Borders」と同じように、
PCが重くなってくると、共有が切れることがあるが、
その場合、タスクトレイからInput Directorを右クリックして
「Rescan Slave Systems」を選べば、
スレーブを再スキャンして接続してくれる。

Rescan Slave Systems

Microsoft Garage Mouse without Borders だとコレができないので、
Input Director の方が安定する。

また、Microsoft Garage Mouse without Bordersよりも、
設定項目が多く複雑なように見えるが、
逆に言えば、色々な設定ができるので自由度が高いとも言える。

Input Director の設定画面

マスターとスレーブを入れ替えたり、
ディスプレイの位置を設定したり、
色んなことができるので良い。

ShareMouse(番外)

Share Mouse

有料ソフト

Windows、Mac に対応。
おいらは、Mac使ってないので事実上 Windowsだけ。

有料なので試してない。
そもそも有料なら、USBデータリンクケーブル買うw

マウス&キーボード共有ソフトの問題点

ファイル共有問題

いろいろ問題点があるが、
最大の問題点は、ファイルの共有をネットワークを介してるということだ。

つまり、相手側のPCに共有フォルダがなければいけない。
もし、「全てのファイルを共有したい」というなら、

ドライブを丸ごと共有

こんな感じで、ドライブを丸ごと共有する必要がある。

これは、どーなんだろう・・・
いくらローカル環境とはいえ、気持ち悪い・・・ (´Д`)

しかも、ネットワークを介した共有なので、
USBデータリンクケーブルなどと比較すれば、
大きなファイルのやりとりは、当然、遅い。

その他の問題点

  • ほとんどのソフトでデスクトップ上でのドラッグ&ドロップは上手くいかない。
    もしくは、そもそも出来ない。
  • クリップボードの共有に失敗することがある。
  • テキストエディタの範囲選択の挙動が変。
  • PCに負荷がかかると、接続が切れる。

などなど

結論

デュアルディスプレイでないなら、
USBデータリンクケーブルを買うのが一番満足できるだろう。

デュアルディスプレイの場合は判断が難しい。

多少、挙動がおかしくても、無料が良いのであれば、Input Director をオススメする。

Windows と MAC との共有ならば、おそらく Share Mouse 一択と思われる。

Windows、Linux、Mac との共有?
現時点では無理と思った方がいいと思うw
Synergy の進化に期待しよう。