しし座(Leo)
黄道十二星座の1つ。
トレミーの48星座の1つ。
全天21の1等星の1つであるレグルスと春の大三角を形成するデネボラを擁する。
(春の大三角形の残り2つは、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ)
また、レグルスから獅子の頭部にかけて7つ(もしくは6つ)の星を繋げた部分を「ししの大鎌」と呼ぶ。
日本では春を代表する非常に有名な星座である。
神話
ミュケナイ王エウリュステウスに仕えたヘラクレスはエウリュステウスの命で12の冒険を行うことになった。
その最初の冒険は、ネメアの谷に住み、人や家畜を襲う化け物ライオン(ネメアーの獅子)を退治することであった。
ヘラクレスは矢を撃ち、棍棒で殴ったがライオンは傷一つつかなかった。
その後、ヘラクレスは3日間獅子の首を締め上げて、ようやくライオンを殺した。
ライオンの皮は服とされ、肉は食べられたが、その魂はゼウスによって天にあげられ星座になったという。
関連:ヘルクレス座
主な恒星
- α星:レグルス(全天21の1等星の1つ)
- β星:デネボラ
- γ星:アルギエバ
- δ星:ゾズマ
- ε星:ラス・エラセド・アウストラリス
- ζ星:アダフェラ
- η星:アル・ジャバハー
- θ星:シェルタン
- κ星:アル・ミンリアル・アル・アサド
- λ星:アルテルフ
- μ星:ラサラス
- ο星:ズブラ
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