梨の栄養は、栄養学的に見て限りなく低い

梨の栄養効果の中で、特によく見かけるのは、

「アスパラギン酸による疲労回復効果」である。

では、梨はアスパラギン酸をどれほど含んでいるのか?

まぁ、答えを言えば、梨一個あたりの可食部 350g に対して、約 350mg くらいである。

この 350mg ってのは 多いのか?少ないのか?

ぶっちゃけて言えば、大したことない・・・

なぜなら、まず一般的に「主食」として食べられる以下の食べ物のアスパラギン酸の含有量は、

食パン350mg
コッペパン360mg
フランスパン390mg
ご飯(白米)220mg

↑ この程度である。

さらに、アスパラギン酸を多く含む食品をあげれば、

油揚げ 70g1680mg
ひらめ 150g1900mg
ぶたロース 85g1720mg
納豆 50g900mg
生卵 63g 700mg
ポテトチップス 15g134mg
れんこん 205g1130mg
たけのこ 270g915mg
梨 350g350mg

上記の表も、ほんの一部ですよ。アスパラギン酸を多く含む食品ってのは、主食・副食・お菓子などなど、挙げたらキリがないほどなんです。

普段の生活で普通に食事を取ってればガッツリ取れるんです。アスパラギン酸含有量においては、梨は 惨敗 といって言い有り様です。

じゃぁ、他の栄養はどうなの?って話を次にしてみましょう。