ヘルクレス座(Hercules)
トレミーの48星座の1つ。
全天で5番目に大きい星座ではあるが、全て3等星以下の星で形成されているため、星座自体は明るくない。
ギリシア神話ではヘラクレス(Heracles)だが、ローマ神話ではヘルクレス(Hercules)であり、星座名は後者と同じ「ヘルクレス座(Hercules)」である。
神話
ヘラクレスはゼウスが王女アルクメとの間にもうけた子で、後にミュケナイの王になる予定であった。
しかし、ゼウスの妻ヘラ(最高位の女神)がヘラクレスに狂気を吹き込み、ヘラクレスは自身の子とイピクレスの子を炎に投げ込んで殺してしまった。
正気に戻ったヘラクレスは、罪を償うためにアポロンに神託を伺った。
ヘラクレスは神託に従い、自身がなる予定であったミュケナイの王であるエウリュステウスに仕え、12の冒険を成し遂げ神の仲間入りをし星座となった。
主な恒星
- α1星:ラス・アルゲティ
- β星:コルネフォロス
- γ星:バイセプス
- δ星:サリン
- ζ星:ルティリクス
- η星:ソフィアン
- λ星:マシム
- κ星:マルファク
- μ星:メルカート
- ξ星:バラカ
- ο星:アティア
- π星:フダイル
- ω星:クヤム
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