ぎょしゃ座(Auliga)
トレミーの48星座の1つ。
全天21の1等星の1つカペラを擁する。
神話
女神アテナは武器を鍛えてもらうために炎と鍛冶の神であるヘパイストスの工房を訪れた。
ヘパイストスは当時、妻のアフロディテに相手にされなくなっており、女神アテナに欲情し彼女に迫った。
アテナはそれを拒んで逃げたが、ヘパイストスは彼女を追いかけアテナの足に射精した。
アテナは足についた精液を羊毛で拭き取り大地に捨てたところ、大地(地母神ガイアとも)は身籠もってエリクトニオスを産んだ(のちのアテナイ王)。
エリクトニオスはアテナに育てられ、馬を飼い馴らす方法をアテナから学び、四頭立ての戦車を発明したという。
そして、その功績を賞賛したゼウスによってエリクトニオスは天に上げられ馭者(馬車に乗って馬を操る人のこと)座になったという。
主な恒星
- α星:カペラ(全天21の1等星の1つ)
- β星:メンカリナン
- δ星:プリジパティ
- ε星:アル・マーズ
- ζ星:サダトニ / ヘドゥス I
- η星:ヘドゥス II
- θ星:マハシム
- ι星:ハッサレー
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