アンドロメダ座（Andromeda）
トレミーの48星座の1つ。
1等星は持たないが2等星を3つ持ち、そのうちのα星（アルフェラッツ）は、ペガスス座の3つの2等星（α星・β星・γ星）と共にペガススの大四辺形（秋の大四辺形）を形成する。
また、アンドロメダ銀河があることでも有名な星座である。
神話
エチオピアの王妃カシオペアは、自身の美貌を海の女神ネレイス達よりも美しいと自慢した。
ネイレス達は腹を立てて海神ポセイドンにそのことを訴えた。
怒ったポセイドンは海獣ケートスを作りだして、エチオピアに送り込み国を荒らさせた。
カシオペアの夫であるケーペウス王（ケフェウス座）はケートスを鎮めるために神託を立てた。
その神託は娘のアンドロメダをケートスの生贄に供するというものであった。
ケーペウスはその神託に従いアンドロメダを生贄とし、アンドロメダを鎖に繋いで海の岩に縛り付けた。
しかし、アンドロメダがケートスに喰われようとしているところを、メドゥーサを倒して帰途についていた勇者ペルセウス（ペルセウス座）がペガサスに乗り上空から偶然目撃する。
ペルセウスはケートスにメドゥーサの首を突きつけ、ケートスを石にかえてアンドロメダを救った。
そして、アンドロメダはペルセウスの妻となり、6人の子を成した。
アンドロメダは、その死後、女神アテナによって天に上げられ星座になったという。
主な恒星
- α星：アルフェラッツ
- β星：ミラク
- γ星：アルマク
- δ星：デルタ
- ε星
- ζ星
- η星
- ι星
- κ星
- λ星
- μ星
- ξ星：アディル