おおぐま座(Ursa Major)
トレミーの48星座の1つ。
尻尾から腰の部分にある7つの星(2等星6つと3等星1つ)は日本では特に「北斗七星」と呼ばれる。
神話
アルカディア王リュカオンの娘カリストはアルテミスの従者として処女を誓い、色恋にはまるで興味を示さず狩りに明け暮れる生活をしていた。
しかしある日、その美しさゆえにゼウスに見初められる。
男性への警戒心の強いカリストであったが、ゼウスはアルテミスの姿を借りることで彼女に近づき思いを遂げた。
しかし、ゼウスの妃であるヘラの嫉妬、もしくは純潔を尊ぶアルテミスの怒りによりカリストは呪いを受け、熊の姿に変えられてしまった。
その後、熊にされたカリストはアルテミスによって殺されてしまう。
ゼウスはカリストの遺体の中から子供を取りだしマイアに預け、遺体を天にあげておおぐま座に変えたという。(息子のアルカスも熊にされ、こぐま座になったともされる)
関連:こぐま座
主な恒星
- α星:ドゥーベ
- β星:メラク
- γ星:フェクダ
- δ星:メグレズ
- ε星:アリオト
- ζ星:ミザール
- η星:アルカイド
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