おうし座(Taurus)
黄道十二星座の1つ。
トレミーの48星座の1つ。
全天21の1等星の1つであるアルデバランを擁する。
また東の方向にはプレアデス星団(和名:すばる)があり、この星団は肉眼でも観測できる。
神話
エウロペはテュロスのフェニキア王アゲノルとテレパッサの娘で、美しい姫であった。
エウロペに恋したゼウスは彼女を誘惑するために、自身を白い牡牛の姿へと変える。
エウロペが侍女と花を摘んでいる時、白い牡牛を見つけた彼女はその背にまたがると、その途端、白い牡牛はエウロペをクレタ島へと連れ去った。
そこでゼウスは本来の姿を現し、エウロペはクレタ島で最初の妃となった。その後ゼウスは再び白い雄牛へと姿を変え星空へ昇り、おうし座になったという。
(ゼウスとエウロペの子は後にクレタ島の王になるミノスである。)
主な恒星
- α星:アルデバラン(全天21の1等星の1つ)
- β星:エルナト
- η星A
- ζ星
- θ2星
- λ星
- ε星
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません