いるか座(Delphinus)
トレミーの48星座の1つ。
全て4等級以下の星で形成されているため明るくないが、それぞれの星が密集しているため、ある程度見分けやすい。
神話
ギリシアの詩人アリオンはシチリアやイタリアの音楽会から故郷に帰ろうとした。しかし彼の持つ報酬に目がくらんだ船員たちがアリオンを殺そうとした。
アリオンは「死ぬ前に琴を弾かせて欲しい」と願い、船員たちはこれを許した。
アリオンが琴を弾き始めると、その音色にイルカの群れが集まりアリオンの曲を鑑賞しはじめた。
アリオンが海に身を投げると、イルカがその背にアリオンを乗せて故郷へと連れ帰った。
イルカはその功績が称えられ、天にあげられ星座になったという。
主な恒星
- α星:スアロキン
- β星:ロタネブ
- γ星
- δ星
- ε星:デネブ・ダルフィム
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません