かんむり座(Corona Borealis)
トレミーの48星座の1つ。
神話
クレタ島にはミノタウロスという人間の体に牛の頭が乗った怪物がいた。
ミノタウロスは成長するにしたがい乱暴になり、手におえなくなる。
クレタ島の王ミノス(おうし座参照)は、迷宮を建造して、そこにミノタウロスを閉じ込めた。
そして、ミノタウロスの食糧としてアテナイから9年毎(もしくは毎年、3年ごとなどの説もある)に7人の少年、7人の少女を生け贄として送らせることにした。
3回目の生け贄の際、アテナイの英雄テセウスは自ら名乗り出て生け贄になった。
テセウスは生け贄に混じり迷宮に潜入し、ミノタウロスを退治した。この時、ミノスの娘である王女アリアドネがテセウスに恋をし、彼に糸玉を渡して糸を手繰って迷宮から無事に脱出できるよう助力した。
ミノタウロスを退治したのち、2人は島を脱出するが、何かしらの事情(諸説あり)で離れ離れになり、アリアドネは悲しんだ。
彼女を元気付けるため、酒神ディオニュソスは彼女に冠を贈った(妃に迎えたともいう)。
この冠がかんむり座になったという。
主な恒星
- α星:アルフェッカ / ゲンマ
- β星:ヌサカン
- γ星
- δ星
- θ星
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