宇宙で最も冷たい(寒い)天体・惑星・恒星

星空

宇宙には、地球上で生きている限りでは、考えられないような熱い天体や冷たい(寒い)天体が存在している。

今回、紹介するのは 2016年現在、人類が観測できている 宇宙 No.1 の「冷たさ」を誇る天体および星々である。

最も冷たい天体

最初に紹介するのは「最も冷たい天体」から(冷たい星は後ほど)。

2016年現在、宇宙を含めて「この世で最も冷たい(寒い)場所」は・・・

ブーメラン星雲 である。

The Boomerang Nebula

「星雲(ガスの集まり)」なので「星」ではないけれど、めちゃんこ冷たい。

ブーメラン星雲の温度は、摂氏 -272℃

絶対零度が −273.15 ℃ なので、-1℃ しか違いがない。

絶対零度というのは、この世の全ての分子の運動が停止して、崩壊してしまう状態 なので、これよりも低い温度ないってことだ。

例え、今は発見されていない他の冷たい天体が見つかったとしても、「絶対零度」よりも低い温度は無いので(止まってる分子を、さらに止めることなんて出来ないからね)、このブーメラン星雲よりも低い温度に達するのは、相当限りがあるだろう。

ちなみに、「ブーメラン」という名前は、発見された当時は、↓ 以下のように

ブーメラン星雲

赤線部分しか、よく見えてなかったため、その形から「ブーメラン」と名付けられたんだけど、今では、なんとなく蝶々と言った方がシックリくるw

参考

温度 K (ケルビン) 事象
摂氏
1 K
ブーメラン星雲の温度
約 -272℃
250 pK (250ピコK)
地球上で「人工的に作り出すことができた最低温度」(ヘルシンキ工科大学低温研究所の実験によって発生した温度)
約 -273.14999999975 ℃
1 aK (1アトK)
観測史上、宇宙で「最も冷たい天体現象」(宇宙で観測史上最も重いブラックホールである OJ 287 のホーキング放射の温度)
約 -273.14999999999997726 ℃

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