みずがめ座(Aquarius)
黄道十二星座の1つ。
トレミーの48星座の1つ。
大きな星座ではあるが、α星とβ星が3等星、他は全て4等星以下であり、明るい星は少ない。
日本では、γ星、ζ星、η星、π星の4つ4等星を3つの矢に例えて「三ツ矢」と呼ぶことがある。
神話
オリュンポスの神々に宴を行う際、給仕はゼウスとその妻ヘラの娘であるヘベが行っていた。
しかし、英雄ヘラクレスが死後に神々に列せられた時、ヘベはヘラクレスの妻として与えられた。
このため神々の宴席に給仕するものがいなくなってしまった。
そこで、ゼウスはトロイアの王子ガニメデスが非常に美しい少年だったため、給仕の役目をさせるために鷲を遣わして天に連れ去った。
以降、ガニメデスはオリュンポス十二神に不死の酒ネクタールを給仕するとも、ゼウスの杯を奉げ持ったという。
また、ガニメデスは元来は大地に天の雨をもたらす神だったとも考えられている。
主な恒星
- α星:サダルメリク
- β星:サダルスウド
- γ星:サダクビア
- δ星:スカト
- ε星:アルバリ
- ζ星
- η星:ヒドリア
- θ星:アンカ
- κ星:シツラ
- π星:セアト
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