映画トロン:レガシーのコマンド解説
主人公サムの父親・ケヴィンが打ったコマンド
めでたく、管理者権限でログインできた主人公のサム・フリンは、次に以下のコマンドを入力する。
# bin/history
488 cd /opt/LLL/controller/laser/
489 vi LLLSDLaserControl.c
490 make
491 make install
492 ./sanity_check
493 ./configure -o test.cfg
494 vi test.cfg
495 vi ~/last_will_and_testament.txt
496 cat /proc/meminfo
497 ps -a -x -u
498 kill -9 2207
499 kill 2208
500 ps -a -x -u
501 touch /opt/LLL/run/ok
502 LLLSDLaserControl -ok 1
#
bin/history
とは、これまでに入力されたコマンドの履歴を表示するコマンドである。
488 などの数字は行数を表し、その後ろが、これまでに父親・ケヴィン・フリンが以前に入力したコマンドだということが分かる。
父・ケヴィン・フリンが過去に入力したコマンドの解説は以下の通り。
cd /opt/LLL/controller/laser/
# ↑ /opt/LLL/controller/laser/ というディレクトリ(フォルダ)に移動
vi LLLSDLaserControl.c
# ↑ テキストエディタで LLLSDLaserControl.c というファイルを開き中身を編集
make
# ↑ LLLSDLaserControl.c を書き換えたので LLLSDLaserControl という名前のプログラムをコンパイル(再構築)
make install
# ↑ 構築した LLLSDLaserControl という名前のプログラムをインストール
./sanity_check
# ↑ プログラムが正常かをチェック
./configure -o test.cfg
# ↑ プログラムの設定ファイル(test.cfg)を書き込む
vi test.cfg
# ↑ プログラムの設定ファイル(test.cfg)をテキストエディタで開き、中身を確認
vi ~/last_will_and_testament.txt
# ↑ よく分からんが、last_will_and_testament.txt というファイルをテキストエディタで開いて中身を確認
cat /proc/meminfo
# ↑ メモリの状態を確認
ps -a -x -u
# ↑ プロセスの状態を確認
kill -9 2207
kill 2208
# ↑ プロセスの中で不要なプロセスを強制終了
ps -a -x -u
# ↑ プロセスがちゃんと終了したかどうかを確認
touch /opt/LLL/run/ok
# ↑ ok という名前のファイルを作成(たぶんプログラムの起動に必要なのだろう)
LLLSDLaserControl -ok 1
# ↑ 先ほど構築した、LLLSDLaserControl というプログラムを起動
過去の父親が打ち込んだ「最後のコマンド」は「LLLSDLaserControl -ok 1」であることが判明した。
そして、主人公サム・フリンは、このコマンドを入力する。そして・・・
↑「Aperture clear ?」(開口部を開きますか?)という謎の確認メッセージ。
この確認メッセージを、特に気にする様子もなく「Yes」を選択する主人公は、
真後ろにあった、物質電子変換装置のビーム放射を受けて、コンピューター内部世界「グリッド」へと送り込まれてしまう。。。
動画
以上、映画トロン:レガシーのコマンド解説でした。
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